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ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 [映画]

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■2018/3/31鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年24本目の洋画15本目。

■今作はスピルバーグ監督作の両輪の「歴史ノンフィクションもの」と「SFもの」のうち「歴史もの」にあたるが、何ともう片輪の「SFもの」の『レディ・プレイヤー1』のポスプロと並行して撮影・編集を行っており、今作はたった4ヶ月強で完成したらしい。邦画だとまあよくあることだが、スピルバーグ作品としては稀らしい。イーストウッド監督かよ。日本での公開時期は1ヶ月もズレてない(今作の方が先)だが、今作はアカデミー賞狙いのために昨年12月に全米で限定公開された(ノミネートの資格を取るため)。その結果、作品賞と主演女優賞にノミネートはされたが。

■本題。ベトナム戦争時のアメリカ。長く続く戦争にアメリカ国民の多くは疲弊していたが、その理由はもちろん国民には公開されていない。しかし国防総省がその理由を詳細に綴った「ペンタゴン・ペーパーズ」なる機密文書が存在していた。それを入手する糸口をふとしたことから掴んだワシントン・ポストの社主キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と編集主幹のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、社内の主要幹部と公開するか否かで激論を交わす。公開ということはニクソン政権に弓を引くことになるからだ。しかし、ライバル紙ニューヨーク・タイムスとも連携し、訴訟も覚悟の上でキャサリンは公開掲載に踏み切る。

■まあ、きっちりまとまってるし、メリル・ストリープやトム・ハンクスなどの名優を迎えたスピルバーグ監督の演出にはそつがない。でも、短期間での並行製作のせいだけとは言えないが、映画全体の熱量がやや少ないと感じた。気になる向きは、同じくトム・ハンクス出演のイーストウッド監督作の『ハドソン川の奇跡』と比較してみたらよろしいかと。

■この事件自体は、「ウォーターゲート事件」の前なので当時小学生のオレはあまり良く覚えてないのだが、確かニューヨーク・タイムズ紙の方が主導でなかったかと。これをワシントン・ポスト紙の話に持ってきたのは、話が作りやすかったかなあ、などと邪推。

■結果、オレの見立てとは何も関係ないだろうが、アカデミー作品賞も主演女優賞も逃した。題材としては面白かったんだけどね。腐った政権に反論するにはマスコミもそれなりの覚悟がいる。今の日本は他人事ではない。日本のマスコミの皆様、覚悟を持ってお気張りやす。

■で、その後に観た『レディ・プレイヤー1』は真逆と言っていいくらい、スピルバーグの熱量がもの凄くてメチャ面白かった。その感想はなる早で書けるように頑張ります。

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