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山下達郎 「PERFORMANCE 2018」@NHKホール [ライブ]

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■2018/6/29参戦@NHKホール。梅雨なのに酷暑だと思ったらこの日で梅雨は明けていた。記憶に残る日。6月中に梅雨が明けるっておかしくね?

■当然今年のライブ1本目。達郎さん単独のライブとしては、自分で同一ミュージシャンに行ったライブ回数としては最大の9回目。今回はNHKホールに当選したということで遠征費用なし(笑)。ちょっと寂しいけどね。でもそのおかげで、ホールで昔の同僚だったMさんや、大学の後輩のH君に会うことが出来た。楽しかった。

■以前にも書いたけど、ライブ参戦記録と関連エントリを再掲。
・「PERFORMANCE 2008-2009」@NHKホール。2009/1/31参戦。ログなし。
・「PERFORMANCE 2010」@中野サンプラザ。2010/10/3参戦。ログなし。
「PERFORMANCE 2011-2012」@神奈川県民会館。2012/4/1参戦。
「PERFORMANCE 2013」@島根県民会館(松江市)。2013/9/18参戦。
「Maniac Tour〜PERFORMANCE 2014」@新潟県民会館(新潟市)。2014/8/8参戦。
「PERFORMANCE 2015-2016」@ベイシア文化ホール(前橋市)。2015/10/16参戦。
「PERFORMANCE 2015-2016」@NHKホール。2016/3/24参戦。
「PERFORMANCE 2017』@宇都宮市文化会館。2017/4/2参戦。
・【番外編】竹内まりや「souvenir 2014」@ゼビオアリーナ仙台。2014/11/29参戦。

■セトリ的には通常のツアー&若干「マニアックツアー」的な感じだったかな。旧友たちにも会えた効果もあってとても楽しかった。びっくりしたのは公演前の待合で見かけた、オレ的には70代半ばに見えた女性がいらっしゃったこと。でも冷静に考えれば当たり前か。達郎さんは確か65歳位だけど(間違ってたらゴメン)10歳位上のファンがいてもおかしくないものねえ。

■願わくば、達郎さんがツアーを辞める最後まで見届けていたい。幸運なのかも知れないけど、このライブはオレの生きがいです。

■その割に「何4ヶ月遅れでブログ書いてんだ! 誰も覚えてねーよ!」というご批判は甘んじてお受けします。

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焼肉ドラゴン [映画]

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■2018/6/24鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年55本目の邦画25本目。

■鄭義信による同名戯曲を映画化した作品。鄭義信さんはあまり印象になかった方なのだが、年初に石原さとみ主演の舞台『密やかな結晶』を観て面白かったので。演出家の名前をチェックしたら鄭義信だったので興味が湧いた。その後調べたらまあまあ昔の映画『月はどっちに出ている』(岸谷五朗&ルビー・モレノ)の脚本家のひとりでもあったということで。ま、真木よう子、大泉洋、井上真央が好きな俳優さんということもあるけど。

■1970年の伊丹あたり。在日韓国人の龍吉(キム・サンホ)と妻の英順(イ・ジョンウン)は夫婦で小さな焼肉屋をやっている。長女・静花(真木よう子)、次女・梨花(井上真央)、三女・美花(桜庭ななみ)の他に末っ子の時生(大江晋平)の6人家族。梨花の婚約者である、同じく在日韓国人の哲男(大泉洋)は心に思うところがあるようで。

■戦後のドサクサの中、龍吉は確かにこの土地の権利を購入したはずだったが、市役所側はそうはみなさず不法占拠とし、伊丹空港拡張のために立ち退きを迫られている。時生は将来のために、と名門の私立の高校に入れられたが、そこで韓国人であることを理由に陰湿ないじめに遭っている。

■ネタバレをすると、結局家族は離散するのだが、ある者は韓国に行ったり、またある者は北朝鮮に行ったりと(その当時は帰朝活動があったらしい)なかなかシビアな結末。観ていて楽しい映画ではなかったが、観るべき映画のひとつだと思う。ただ、舞台の映画化として、(この作品だけではないけど)スケール感に乏しく、「これ劇場で観る必然性ある?」とは思ったけどね。

■この映画も『万引き家族』同様、文化庁助成金を受けているんだけど、一部のおかしな方々がまた「在日韓国人の映画に助成金を出すのは何事だ!」といちゃもんをつけたわけですよ。オレの出身の愛媛県も含め、主に西日本ではだいたい、在日韓国人/朝鮮人が主に住んでいる集落がほぼあって、差別とかいがみ合いもありながら共存してきた訳です。東日本では西日本よりは多くないので、そう主張される方々は共存してきた経験がないのかな、と。

■まあ、長年に渡って、(アイヌ人と沖縄人は別にして)単民族国家であった日本が招いた島国根性のせいとは思いますけどね。でもちょっと考えれば、日本人というのは「日本で生まれた純血民族」でも何でもないことは容易に想像できると思うんですけどねえ。

■余計なことを書きすぎました。申し訳ございません。

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空飛ぶタイヤ [映画]

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■2018/6/21鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年54本目の邦画24本目。

■皆様ご存知の通り、池井戸潤の小説はその性格上(勧善懲悪)、ものすごく映像化されており、代表作は超ヒットしたドラマ『半沢直樹』な訳ですが、初映画化というのは存じ上げませんでした。ちなみに、この『空飛ぶタイヤ』は以前WOWOWで三上博史主演でドラマ化されてまして、オレもそれは見てました。面白かったです。しかし今回映画を観たところ、あまり内容を覚えてなかった(笑)。原作小説読んでないしね。加齢に感謝します(涙)。

■中小の運送会社の赤松運送の社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、ある日自社が運行していたトラックのタイヤが外れ、たまたま近隣を歩いていた柚木妙子(谷村美月)を直撃し妙子は亡くなってしまう。警察は捜査に動くが、結論はトラックを製造したホープ自動車ではなく、赤松運送の整備不良ということになり、会社は存亡の危機に立たされる。納得の行かない赤松は、同じトラックで同様の事故がないか執拗に調べ始める。彼の熱意に、敵でホープ自動車のカスタマー課の課長・沢田(ディーン・フジオカ)や記者の榎本(高橋一生)も動かされ、巨大企業に潜む闇を追及するのに同調していく。

■いつもの池井戸節ですが、面白かったし実際にヒットもしました。WOWOW版の三上博史(オレと同じくらい背が低い)の中小企業社長感がピッタリだったのと比べ、現役アイドルでイケメンでオラオラ感がある長瀬智也がそんな役やれるのかなという危惧はあったんだけど、いつものバカハンサムを封印してきちんと出来てました。そしてオレ的には大根だと思っていたおディーン様の演技が結構良かった。高橋一生はこの映画では箸休め程度だったけどね。

■面白かったので機会があれば是非、レンタルか配信で。池井戸作品の映画化、これから増えそう。


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レディ・バード [映画]

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■2018/6/10鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年53本目の洋画30本目。

■超有名な俳優陣が出てる訳でもないし、グレタ・ガーヴィグ監督の作品も未見だったので(初監督作なんで当たり前です)、この作品がアカデミー賞の各賞にノミネートされていたのが不思議だった。だけど映画を観て疑問は氷解した。とても親しみやすい映画だったのだ。

■サクラメントに住む女子高生のクリスティン(シアーシャ・ローナン)はムダに自意識が高く、自らを「レディ・バード」と名乗る。田舎(つってもサクラメントなんでまあまあ大都市)にいる自分が耐え難く、東海岸の都会の大学に進学したいと思っているが、父親が失業中ということもあり、母親は地元の大学への進学を望んでいる。

■それに抗いながら、高校生活を送るレディ・バードだが、最初にできた彼氏はゲイだったり、二番目の初体験の彼氏はヤリ○ンだったり、親友とは離反したりして散々な生活を送るという経過。

■自分の過去と比較して申し訳ないけど、田舎(サクラメントと比較にならないくらい四国の田舎)の高校生だったオレは、自意識は高いが頭が悪い若者の実例として「オレはこんなところで暮らす男じゃない」という思い込みがあったので、すごく共感するのだ。で大学はどこに行ったかというと地方都市の仙台。バカ過ぎますね。

■でも、とても暖かい映画だった。各映画賞にノミネート・受賞したのも納得がいく。そしてレディ・バードが物語の中で少しずつ成長していくところも感動。現在の日本のJK映画は恋愛至上主義で、おそらくこんな映画は作れないと思う。

■とてもとてもお薦めです。が、遅筆ゆえ現在の上映館はほぼありません。11月にディスクの販売&レンタルが始まるようなので、是非そちらで。

■そもそも映画館で観てほしい映画を告知するのが目的のひとつのブログなのに、何やってるんですかねえ。書く密度を上げたいと思ってます。

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羊と鋼の森 [映画]

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■2018/6/9鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年52本目の邦画23本目。

■9月に入って6月の感想って馬鹿か?と思われますよね。大変ご無沙汰しております。それほどの期待値もないというのは覚悟の上ですが、特に9月に入って私事(楽しくないほう)でバタバタしていたというのは言い訳です。

■北海道の過疎地域で育った高校生の外村(山崎賢人)は、教師に体育館に来る調律師・板鳥(三浦友和)のアテンドを頼まれる。そこで調律の世界の奥深さを知り、将来何の目標もなかった外村は東京の専門学校に行き、卒業後板鳥の所属する楽器店に就職する。そこで出会った先輩・柳(鈴木亮平)や、顧客のピアニストを目指す姉妹(上白石萌音・上白石萌歌:本当の姉妹)と触れ合いながら成長する話。

■かなり良かったし、上白石姉妹の連弾なんて結構な眼福。ただ原作の宮下奈都さんの小説は本屋大賞を獲ったくらいなので、エピソードのボリュームが若干足らなかった気がして、初見の時にFBで書いた。そしたら映画業界にいる先輩たちから、「あんなペナペナな原作でよくここまで出来たよね」的な反応を頂いた。その時は原作を読んでなかったのでそんなもんかなとは思った。

■鑑賞後いろいろあって一ヶ月後に原作小説を読んだ。面白かった。とても豊穣な小説だ。ただ映画にするにはストーリーの展開にダイナミズムはないかなとは思った。でもね、原作は小説の形を借りた豊穣な詩なんですよ。映画化するならメジャーではなくて、別のプロトコルでマイナーで公開するのが幸せだったのかなとも思う。

■まあでも予算規模を考えるとそれも無理か。面白い映画なので、是非レンタルか配信で。

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万引き家族 [映画]

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■2018/6/03鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年51本目の邦画22本目。先行上映で観ました。なんせカンヌのパルムドール受賞だもんね。なのでオレを含めたミーハーの方々で劇場は満員。

■あらすじをざっくりと。日雇い労働者の柴田治(リリー・フランキー)と、クリーニング店で働く妻の信代(安藤サクラ)。そして治の母の初枝(樹木希林)と、信代の妹・亜紀(松岡茉優)、そして治の息子祥太(城桧吏)で暮らしていた。ある時治と祥太は、近所で虐待を受けているような少女・ゆり(佐々木みゆ)を家に連れ帰って保護する。

■時を同じくして治は就業中の事故で骨折するが、労災は下りなかった。信代はパート先のクリーニング店で雇い止めを受ける。あては初枝の年金だけ。家族は以前から行っていた万引きという犯罪行為に深入りしていく。

■もう公開からだいぶ時間が経ったのでネタバレもありだと思うけど、実は彼らは血縁関係もなにもない偽装家族だった。是枝裕和監督の最近の作品は「家族」をテーマにしているのがほとんどだが、まさかここまでとは。

■最近の是枝監督の作品は好きで、だいたい映画館で再見していたのだが(『海街diary』なんて何回観たか)今作は心が痛すぎて再見はしていない。映画の中で松岡茉優が巨乳だということが分かったことを差し引いてもだ(苦笑)。もちろんこの映画の中の柴田家はカリカチュアライズされているが、一方では日本の貧困の現状でもある。ニュース見てれば分かるでしょ。つらい映画ですが必見。観る価値は絶対にある。そして、おそらくは今作から是枝組初参加の、撮影監督の近藤龍人さん(『桐島、部活やめるってよ』その他多数)の手で画の陽陰が明確になっている。

■パルムドール効果もあり大ヒット。だけど、おそらく映画を観てない人たちからの批判には腹が立った。「日本の恥を晒して国際映画賞を受賞するとはどういうことだ!」とかね。一番うるさかったのは某美容医院チェーンで有名な人。あんたら現実を見てないのか。そして、パルムドール受賞で林文科相(不祥事続きで大変ですね:笑)が祝意を表したときに是枝監督がそれを辞退したこと。「文化庁の助成金を受けておきながら何事だ!」と。文化庁助成金(この映画の場合は2000万)は、対象の映画が儲かれば返還する仕組みです。この映画は大ヒットしました。ちょっと検索すれば分かる世の中で、なんでそんなことで声を荒げるのか。こんな連中(笑)が支持する現政権にもまあまあうんざりしてますが。

■若干熱くなりまして申し訳ございません。映画は是非。もしかしたらまだやってます。

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50回目のファーストキス [映画]

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■2018/6/02鑑賞@109シネマズ川崎。今年50本目の邦画21本目。

『銀魂』などで乗りに乗っている福田雄一監督の最新作(映画を観た当時)。映画が好きなくせに薄いファンのオレは、14年前のアメリカ映画『50回目のファースト・キス』のリメイクとは全く存じ上げませんで拝見した。当然未見。舞台はハワイというところは同じだが、邦画なので当然登場人物は日本人に置換されている。ハワイは日系人の方が多いらしいので(すいません、行ったことないです:涙)それはそんなに無理はない。

■ハワイで旅行代理店のコーディネーターを務めるナンパな大輔(山田孝之)は、その裏で天文学者になりたいという希望を持っていた。ある時知り合ったハワイ在住の瑠衣(長澤まさみ)と恋に落ちる。が、瑠衣は交通事故の影響で記憶が一日しか保持できない。なので大輔は毎日瑠衣に「はじめまして」と話しかける。

■まあ、難病ものだと思うよね。しかし福田組の佐藤二朗(瑠衣の父親役)、やムロツヨシ(大輔の友人役)、そして福田組はたぶん初参加の太賀(瑠衣の弟役)の怪演によって素晴らしいコメディとして成り立っている。

■ネタバレはしませんが良作です。笑って泣けて、ハワイのきれいな風景に心を癒やされた。一度はハワイに行ってみたいよね。

■遅筆ゆえ当然とっくに劇場ではやってません。もうちょいしたら配信&レンタルが始まるかと。家で煎餅かじりながら見る映画にちょうどいいですよ。


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デッドプール2 [映画]

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■2018/6/02鑑賞@チネチッタ。今年49本目の洋画29本目。

『デッドプール』の続編。前作がヒットしたので作られたのか。同棲していたガールフレンドが殺されたことをきっかけに、デッドプール(ライアン・レイノルズ)は再び戦いに挑む。

■ま、あらすじはこんくらいでいいでしょう。観てもらえば分かるけど、痛快な展開。そして、映画マニア(シネフィル)の人はもっと楽しんで貰えると思う、過去の映画のリスペクトやディスりが沢山含まれている。映画オタのオレは大変楽しめた。

■この映画はマーベルにも関わらず、デップーはMCUには参加していない。それは何故かというと、マーベル映画の配給は主にディズニーなんだけど、この映画は20世紀フォックスという別会社だからだ。ま、でもディズニーが20世紀フォックスを買収したのが最近のニュースなので、MCUの第3フェーズ以降はデップーが参戦する可能性は無きにしもあらずだけどね。

■面白かったけど、字幕でデップーの一人称を「俺ちゃん」って言うのは前作でも滑りまくってたし、そろそろ止めたほうがいいと思うよ、日本の配給会社。

■遅筆ゆえ、来月にはDVD/BDのレンタルが始まるようなので、興味のある方は是非観てください。面白いですよ。

■あと、前回のエントリで累計PVが50万を超えました。多謝。100万まで行けるかどうかは運頼みです。

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OVER DRIVE [映画]

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■2018/6/01鑑賞@シネマサンシャイン平和島。またもや平日夜映画なのだが、やはり余程ストレスが溜まっていたのかなと。もちろん1日で1,100円という料金も理由のひとつだとは思うけど。今年48本目の邦画20本目。実はシネマサンシャイン平和島は初めてだった。隣接の「天然温泉平和島」にはまあまあよく行くのだけど(住んでるマンションに温泉施設があるくせに)。新規の映画館探訪も趣味のひとつなので。

■国内トップカテゴリーのSCRSに参加している、ラリーレーシングチーム「スピカ」の天才ドライバー・檜山直純(新田真剣佑)は勝ちにこだわり、リスクを顧みない無謀なドライビングで、しばし車を破損させる。その兄で実直なメカニック・篤洋(東出昌大)との衝突は絶えない。実は二人には、共通の幼馴染の女性をめぐる過去の因縁があった。そんな折、スポーツマネジメント会社から、直純のマネジメント担当として、ラリーにはド素人のひかる(森川葵)が派遣されてくる。

■まあ簡単に言うと、ラリーを舞台にしたスポ根もの。ストーリーは単純だが東出、真剣佑を始め、チームオーナーの吉田鋼太郎などのキャストのハマり具合がいい。ただ、ライバルチームのエースドライバー・新海(北村匠海)の印象が少し薄い。キャラクター設定が公明正大、ということもあるが、若手俳優では特徴的な彼の目の昏さが生かされてない。悪役にした方が良かったかも。

■特にラリーシーンの映像の迫力は凄いが、オレなんかそれを観て、昔ハマった『セガラリーチャンピオンシップ』というTVゲームを想起してしまった。おそらく、アングルや情報のインサートなど、参考にした部分はあるんじゃないかな(エビデンスなし)。同じく映像を絶賛していたK先輩にその話をすると、「そうかなぁ?」とがっかりしていたけど。

■『海猿』などのヒットメーカー、羽住英一郎監督らしい直球の作品なので、娯楽作として楽しめます。例によって上映はほぼ終わっているので、しばらく先のレンタルか配信で。

■以下余談。この映画、最大のスポンサーはトヨタで、ラリーカーの提供から何からやっていて、協賛金も恐ろしいくらい払っていると思うのだが、それに負けないくらい目立っている会社がある。わたくしが新卒で入った会社、パイオニアである。入社当時は総合AVメーカーだったが、現在は紆余曲折を経てカーエレクトロニクス専業メーカー。協賛金はトヨタの数分の一だと思うのだけど、その割にはラリーカーの車体や、真剣佑のレーシングスーツにでかでかとパイオニアのロゴが使われている。

■でもまあ、映画は大ヒットまでは行かなかったので、宣伝効果は謎だけどね。



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モリのいる場所 [映画]

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■2018/5/30鑑賞@チネチッタ。今年47本目の邦画19本目。連日の夜映画で、たぶん何かストレスが溜まっていたのかもね。

■『南極料理人』『横道世之介』(とても好きな作品)などの沖田修一監督の新作。好きな監督の一人だし、だいたいはチェックするようにしている。脚本も全部沖田監督が兼務しているが、原作・原案ありの作品と比べて、オリジナルの脚本は正直ストーリーの構成力が弱いと思う。例えば前作の『モヒカン故郷に帰る』とかね。それが監督の持ち味だと言われればそうなんだけど。

■今作も実在した画家夫婦がモデルだが、脚本は完全オリジナル。30年以上外出をしない孤高の画家・熊谷守一(山崎努)とその妻・秀子(樹木希林)の晩年のある1日の話。守一は外出はしないが、なぜか家には多くの人が集まり、だいたいは一日中賑わっている。

■あらすじ終了。本当にこれだけの話で、特別な起承転結がある訳でもなく、ストーリーを追いかけるタイプの人はかなり不満を持つかも知れない。オレも結構そうだし。なので映画全体の出来としてはあまり評価できないが、山崎努と樹木希林の演技を見ているだけでまあまあお腹いっぱいになる。二人ともなんかの映画賞を取るんじゃないかな。

■全般的に強くお薦めできる映画ではないが、好きな人は好きかも。ただ、沖田修一監督の、別の脚本家での作品も見てみたいな、とも。

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