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スパイダーマン ホームカミング [映画]

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■2017/8/12鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年67本目の洋画43本目。

■『スパイダーマン』シリーズが「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)に組み込まれてからの最初の作品。もっとも、MCUのひとつの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、何の前触れもなく唐突にスパイダーマンが登場したので驚いた人も多いだろう。オレもそう。

■現代のスパイダーマンは、サム・ライミ監督でトビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』3部作、そしてアンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』2作に継ぐ作品。『アメイジング』は3部作として企画されたらしいけど、MCUへの合流が決まり2作で打ち切りになったようです。今や実力派俳優のアンドリュー・ガーフィールドと、オスカー女優のエマ・ストーンにはもしかしたら黒歴史かもね。

■今作のスパイダーマンはトム・ホランド。トビー・マグワイアは童顔なので高校生感はあったが、アンドリュー・ガーフィールドはちょっと。それも含めて歴代スパイダーマンの中で一番高校生っぽい。まあ実年齢も21歳と若いしね。そして、今までのシリーズにあった、「蜘蛛に噛まれて特殊能力を得た」「ベン叔父さんが殺されて正義感に目覚めた」というエピソードが全カット(笑)。そしてメイ叔母さんの役は、今までまあまあ年配の人だったのだが、イケてるマリサ・トメイに変わってるし。

■『シビル・ウォー』である程度活躍したスパイダーマン=ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、早くアベンジャーズの一員として活躍したくて仕方がない。だが、アイアンマン=トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は街のヒーローでいろ、と釘を刺す。しかしスタークに恨みを持つバルチャー(マイケル・キートン)が街中で騒ぎを起こし、ピーターは立ち向かおうとするが。

■『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が結構重苦しい内容だったので、いったんリセットしてライトな感じにしようとしたのかな。それは評価できる。そして所々に以前のスパイダーマンへのオマージュとか。分断された客船を糸で繋ごうとしているところは、トビー・マグワイアの『スパイダーマン2』で暴走列車を止めようと体を張ってたところに画的に似てるし。マイケル・キートンが最近復活気味なのも楽しい。一筋縄ではいかない悪役として。

■ただ、MCUに入ったせいか、スパイダースーツがやたらハイテクになってしまったのにちょっとげんなり。そのへん、若干損してるかな。でも、映画としては結構お薦めです。

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ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 [映画]

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■2017/8/12鑑賞@チネチッタ。今年66本目の洋画42本目。

■まあまあ反射的にトム・クルーズ主演作は観てしまう。しかも今作、「トム・クルーズ映画史上最大のヒット」ってほんまかいな。そして最近アメコミ原作系の映画は、「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)や、「DC・エクステンデッド・ユニバース」(DCEU)とやたらにユニバース系が増えてるのだが、ユニバーサル映画は今作から「ダーク・ユニバース」という枠をまた作った。アメコミ原作ではないし、この後どんな作品が予定されているのかは知らないが。何か嫌な予感がプンプンする。

■中東の戦闘地帯で、米軍の軍曹・ニック(トム様)は戦闘はさておきトレジャーハンターとして宝探しに夢中。偶然、考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)とともに地下にある巨大な棺を発見する。それは古代エジプトの王女・アマネット(ソフィア・ブテラ)の棺だった。その棺をロンドンに空輸する時になぜか事故が起き、ジェニーは助かるがニックは死んだはず、だった。だが遺体安置所で突然蘇生したニックは、過去にエジプトを支配できなかった恨みで今世界を支配しようとするアマネットに立ち向かう。

■まあ、お金掛かってるし映像も迫力はあるんだけど、何だかペラペラな感じで「トム・クルーズ映画史上最大のヒット」というのが疑わしい。あとしばらくしたら興収結果が出ると思うので確認したいとは思うけど。当然といえば当然だけど、トム様主演の映画でもハズレはあるんですね。

■実際、「ああ、かっこいいぜ俺」っていうトム・クルーズの魅力を一番分かっているのはトム・クルーズ自身なので、自らのプロデュース作に専念されたほうがいいかもね。ただ撮影中の『ミッション・インポッシブル6』ではノースタントで怪我したというニュースもあったので、程々にとは思いますが。

■あまりお薦めしません。

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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 [映画]

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■2017/8/6鑑賞@109シネマズ川崎。今年65本目の邦画24本目。

■原作は熱狂的なファンもいる荒木飛呂彦の同名漫画(累計一億部!)、の中の一章。身の回りにもファンはいたが、残念ながらわたくし、この漫画はほとんど読んだことがない。ただ長編過ぎて今更読むのもアレなので、ある程度基本的な情報を調べてはみた。

■大長編漫画だがパートによって登場人物も時代も違い、今作『ダイヤモンドは砕けない』はM県S市杜王町が舞台とのこと。これはどう考えても、原作者の荒木飛呂彦の出身地で在住地でもある仙台市がモデルである。ただしこの映画では主なロケ地はスペインという謎。まあ、漫画の土地描写がそうで、映画もそれを忠実に再現したということなんだろうな。原作読んでなくてすいません。あ、こちらも三池崇史監督作品です。

■杜王町に暮らす高校生の東方仗助(山崎賢人)は、人気者だが自慢の髪型を馬鹿にされると逆上する。転校生の広瀬康一(神木隆之介)は、不良に因縁をつけられている時にその状況に出くわし、仗助の「スタンド」と呼ばれる特殊能力で助けられる。

■その頃杜王町では奇怪な現象が続発し、仗助はたまたまコンビニ強盗に遭遇したところをスタンドで解決するが、それによりアンジェロ(山田孝之)の激しい恨みを買う。そこに、空条承太郎(伊勢谷友介)が仗助の前に現れ、自分は仗助の甥と名乗る。それから仗助は、スタンド使いたちとの激しい抗争に巻き込まれてゆく。

■あらすじ全部書いてるとブログが終わっちゃうのでさわりですみません。原作を読んでないので比較云々はできないが、単純に面白かった。スタンド使いは、それぞれ個性的なスタンドを持っているのだが、その映像表現が迫力があったり漫画的だったりで(漫画が原作だからな!)大変楽しかった。あと妙にエロい同級生の山岸由花子(小松菜奈)、や仗助に立ちはだかる虹村形兆(岡田将生)・億泰(新田真剣佑)兄弟の怪演が面白い。もちろん山田孝之も。

■どうでもいい話だが、真剣佑はいつの間にか新田真剣佑に改名してたのね。オレはてっきり「真剣」が名字で「佑」が名前だと思っていたのだが。「新田(あらた)」という名字は『ちはやふる』での自らの役「新」から取ったんだそうな。

■スピード感あふれる構成で、明らかに続編を予感させる作りでもあり(小松菜奈が何のために出ているのかが今はよく分からない)、最近の三池崇史監督作品としては(『無限の住人』も含めて)かなりいい方だと思ったのだが、初週の興収ランキングが5位で翌週はランク外、と、制作費と公開規模を考えるとどうもコケているようでございます。

■今頃ブログを書いてて何ですが、絶対続編を観たいです。なので、まだ上映回数は少ないながら上映中なので、ご興味を持たれた方は是非劇場に。ちゃんとした娯楽作です。原作知らないオレでも楽しめたので、そういう方も楽しめるはず。

■余談。『あまちゃん』の中で、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が、アキ(能年玲奈=のん)の「じぇじぇ」という方言を「じょじょ」と勘違いしてたのを指摘され、「ああ、じょじょは奇妙な冒険よねえ」と言った後ろで梅さん(ピエール瀧)がジョジョ立ちをしていたシーンは、その時も笑ったけど、今回やっと腑に落ちた。

■やっぱ原作漫画読まないとダメかな。

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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ [映画]

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■2017/8/5鑑賞@渋谷シネパレス。初訪問。今年64本目の洋画41本目。

■ただの家族経営のハンバーガー店に過ぎなかった「マクドナルド」がいかにして世界的大企業になったかという話を、創業者のマック(ジョン・キャロル・リンチ)&ディック・マクドナルド(ニック・オファーマン)兄弟と、彼らの築いたシステムに先見性を見出し近づいていった、冴えないセールスマンのレイ・クロック(マイケル・キートン)の相克の話。しかもB先輩の情報によると、この映画、マクドナルドの許可を取らずに制作されたらしいのでビックリ。

■ありていに言うと、レイがマクドナルド兄弟の事業を乗っ取る話なので、あまり後味がいい話ではない。だがまあストーリーには妙な説得力があり、ビジネスで成功するのはこういう奴なんだろうなと思わされてしまう。ホリエモンも推薦してるし(笑)。

■マイケル・キートンは『バードマン』以降完全復活したっぽくて、今回も悪役を演じ切っている。ただ困ったのは、映画の出来とはまったく関係ないが、途中からマイケル・キートンの風貌から舛添前都知事に見えてしまって笑いが止まらなくなりそうになってしまったこと。こりゃマクドナルドのファウンダー(自らが捏造)とはスケールが違いすぎて申し訳ないなあ。と(笑)。



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鎌塚氏、腹におさめる [舞台]

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■2017/8/5観劇@本多劇場。今年の舞台三本目。しかも初日。最近気づいたのだが、どうも舞台は初日の方がチケット取りやすいようだ。なぜかと言うと役者陣が慣れてないので、噛んだり間違ったりとかがあるから。上演によっては、初日から数日を「プレビュー公演」として価格を安くしているものもあるくらい。

■図らずも、その前に観た舞台『お勢登場』と同じ倉持裕さん作・演出の舞台である。意識的だった訳ではないけど。基本的にわたくし、舞台出身の女優さんが好きである。黒木華とか高畑充希とか。でも、舞台出身ではなくても、舞台で演技を磨こうとする門脇麦や今作の二階堂ふみとかは応援している。二階堂ふみの舞台は『不道徳教室』や、『不倫探偵〜最後の過ち〜』も観ているので三本目。舞台出身の女優さんではないけど、何らかの向上心があるので舞台のオファーをを受けているような気がする(根拠なし)。こういう女優さん、結構好き。

■まったく知らなかったんだけど、『鎌塚氏』シリーズは倉持裕脚本・演出、三宅弘城主演で今までも3本上演してたらしいのですよ。三宅弘城は大人計画所属のバイプレーヤー(劇団は『ナイロン100℃』)で、朝ドラや色々なドラマにも出演しているので知っている人も多いだろう。すべての設定は、三宅弘城が演じる鎌塚氏が名執事である、ということらしい。

■名家・綿小路家の当主・サネチカ公爵(大堀こういち)は気が短いので、どんな使用人も長続きしない。そこに雇われた鎌塚(三宅弘城)は十二分に仕事をこなし、サネチカをも黙らせる。だが、公爵の娘で推理好きのチタル(二階堂ふみ)が事件を解決したがるので、ご機嫌を取るために庭師の毛呂(谷田部俊)や女中のテマリ(猫背椿)を巻き込み、事件をでっち上げ体裁を整えていた。

■しかしそこで本当の事件が起こってしまう。サネチカが死体で発見されたのだ。一同はサネチカといがみ合っていた義理の弟・ヤサブロウ(眞島秀和)を疑うが。

■ミステリ仕立てなので結末は書きませんが、基本的にはコメディです。『お勢登場』も面白かったけど、これはもっと楽しい。かなり笑ったし、それに劇中で二階堂ふみ(と三宅弘城)の歌まで聴けるのだ。何の歌かは微妙にネタバレになるので書きませんが。

■役者陣は、三宅弘城と二階堂ふみ、眞島秀和と猫背椿以外は知らない人だったんだけど、主演二人は言うまでもなく、眞島秀和が良かったな。TVドラマにもバイプレーヤーとしてよく出てる人なのだが(顔を見れば「ああ」という人が多いと思う)、どうも殺された人とか犯罪者の役が多いので気の毒。そろそろブレイクしてもいいような気もするが。あと二階堂ふみ。露出が多い衣装じゃなかったんだけど、ものすごくスタイルいいなあ、と。

■カーテンコールで三宅弘城が言っていたが、チケットは完売とは行ってないようなので、舞台好きの人はぜひ観てほしい。と言いつつ東京公演は8/27(日)まで。お薦めなのに、初日に観たのになんで早くブログ書かなかったかなオレ。チケットも7,000円と高くないので、行ける方は是非。これからは地方公演もあるみたいなので、地方の方も。

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東京喰種 トーキョーグール [映画]

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■2017/7/30鑑賞@チネチッタ。今年63本目の邦画22本目。

■原作は現在も『ヤングジャンプ』に連載中の石田スイの同名漫画。未読。最近、原作未読でもとりあえず観てみようという気持ちが強くなった。そして今作に出演している清水富美加が、その名前で映画に出る、おそらく最後の作品になると思うので興味もあり。

■人間と、人間の形をしているが、水とコーヒーと人肉でしか栄養を録れない喰種が住む、おそらくパラレルワールドの東京。人間の地味な大学生・カネキ(窪田正孝)は、よく行く喫茶店「あんていく」でかねてから気になっていた女性・リゼ(蒼井優)にデートに誘われ有頂天になる。しかしリゼは実は喰種で、デートの帰りに突如襲われカネキは瀕死の状態になるが、そこで突如鉄骨が落ちてきてリゼは死ぬ。カネキはリゼの内臓を移植され、結果として人間と喰種のハーフ、「半喰種」になってしまう。

■通常の食べ物をとれなくなってしまったカネキは、「あんていく」のアルバイトの女子高生・トーカ(清水富美加)を頼る。彼女もまた喰種で、「あんていく」は喰種のベースキャンプのような場所だった。そこには喰種を排除する政府組織CCGに夫を殺されたリョーコ(相田翔子)とヒナミ(桜田ひより)も避難していた。しかし、CCG本部から派遣された捜査官・真戸(大泉洋)と亜門(鈴木伸之)が彼らの前に立ちはだかる。

■正直言うと、これは『寄生獣』がなければ思いつかなかったアイディアだと思うのですよ。間違ってたら謝ります。パラサイトと人間の対立、喰種と人間の対立ってそのまんまじゃん。もちろん、『寄生獣』の主人公は人間とパラサイトを何とか融和させよう、というか人間側に立つんだけど、今作のカネキは喰種側に立つとかの違いはあるけどね。ああ、またネタバレしちゃった。

■アクションは見どころはあるけど、前半の中だるみがちょっと惜しい。あと、大泉洋は(演技力は別にして)圧倒的に悪役には向かないなあと(笑)。あと、必要以上に映像がグロい。人肉を食べるシーン(もちろん本物ではないですよ:笑)とか。同様に題材的にはグロかった『寄生獣』が映画的(アメコミ的)な処理で何とかなってたというのを見習って欲しかったです。

■原作は連載継続中なので、続編も期待される企画だと思うのだけど、清水富美加が、おそらく今後は幸福の科学企画の映画以外は出ないと思われるので、続編はキャストを変更するしか実現しないかな。

■今作では演技もアクションも凄かったので、出番が限られるのは凄くもったいない。まあ、幸福の科学御用達の「キネカ大森」では、出演作は上映されるとは思うけど、なんだかなあ。

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君の膵臓をたべたい [映画]

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■2017/7/29鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年62本目の邦画21本目。

■何となく引っかかったので観ることにした。原作は住野よる(男性)のデビュー作の同名小説。未読。かいつまんで書くと、難病に冒された少女と同級生の悲恋の物語。まあ、幾度となく使われてきたフォーマットではある。一番ヒットしたのは、これも同名小説を映画化した『世界の中心で、愛をさけぶ』(通称セカチュー)だし、類似作はたくさんある。最近では昨年、広瀬すず主演の『四月は君の嘘』もそうだ。これは原作は漫画だけど。まあ使い古されたフォーマットだとは思ったけど、これが意外と悪くなかったのだ。トリッキーなタイトルにはちょっと引っかかったけどね。

■友人もいない読書好きの高校生・志賀春樹(北村匠海)は、虫垂炎で入院していた際に、今まで言葉も交わしたことのない同じクラスの桜良(浜辺美波)が落とした手書きの文庫「共病日記」から、彼女が膵臓の病で余命が長くないことを知る。その日から春樹は桜良の「思い出づくり」に半ば強引に付き合わされることになり、そのため桜良の親友の恭子(大友花恋:成人してからは北川景子)や、桜良の元カレの委員長(桜田通)から無駄な恨みを買うことになる。それでも博多に旅行に行ったりとかで、恋人ではないにしろ距離を縮める二人だったが、桜良の病状は深刻で。

■まあまあネタバレをしてしまっているので大変申し訳ありません。あと、公式サイトでは主人公は【僕】になっていて、本名は途中で明かされるのだけど、別にネタバレにはならないのでめんどくさくて雑に書いて申し訳ありません。

■原作は未読だし読む気もないけど、ヒットはしているらしい。ただ、これも『セカチュー』同様、原作の足りない部分を脚色で補ってちゃんと仕上げた感が強いかな。『セカチュー』の原作はハードカバーを買って読んだので多少の文句も許されるとは思うけど、とにかくスカスカ。これを映画版(大沢たかお&森山未來・長澤まさみ)やドラマ版(緒形直人&山田孝之・綾瀬はるか)で充実した内容にできたのは、脚色が素晴らしかったからだろう。

■原作を読んでないのにあれこれ言うのはダメだけど、今回も原作にはない、大人になった春樹(小栗旬)と恭子(北川景子)が出てくるのは、おそらく『セカチュー』の構成に学んだところも多いのでは。

■まあでもね、良かったんです。浜辺美波は前に見たことがあるとは思うのだけど、すごく良かった。声がキンキンになるのはちょっとアレで、その辺はちょっと広瀬すずにも似ているかもしれない。内容が『四月は君の嘘』にも似ているので、もしかして広瀬すずにオファーを断られた結果か?とも思ってしまったが、それはわたくしの妄想です(もちろん根拠なし)。春樹役の北村匠海は、初見の俳優さんかと思ったら、何と『鈴木先生』の出水君じゃないですか! 陰気なイメージはそのままに。成長してたんっすね。

■まあまあお薦めです。オレと同年代の人は観に行くのはキツいかも知れませんが。でも、原作がどうであれ脚本と演出でいい映画にもできる、という見本の映画のような気もします。原作読んでないんで大変申し訳ないですが。

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ボンジュール、アン [映画]

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■2017/7/22鑑賞@TOHOシネマズシャンテ。今年61本目の洋画41本目。

■こちら、おなじみB先輩が観たほうがいいというアドバイスがあったので観ることにした。川崎のチネチッタでも掛かっていたのだけど、たまたまその日にB先輩・U先輩と月島で飲み会があったので、最近よく来るこちらで鑑賞。

■エレノア・コッポラ監督。「コッポラ」という名前だけで映画好きの人だけではなくて、大監督フランシス・フォード・コッポラ監督を想像する人は多いと思う。そう、コッポラ監督の奥様の初監督作品。齡80を過ぎて初監督って、呆れるというよりクリエイターの血なのかね。

■アン(ダイアン・レイン)は、映画プロデューサーの夫・マイケル(アレック・ボールドウィン)とカンヌ映画祭に来ていた。次の映画の撮影でブダペストに行くことになったマイケルにアンは同行しようとするが、耳の調子が悪く飛行機に乗れそうにない。アンは鉄道でパリに行こうとするが、マイケルの仕事仲間のフランス人・ジャック(アルノー・ヴィアール)が車でパリまで送る、というのを受けて、ジャックの車に同乗することになる。

■ざっくり言うと、カンヌからパリへのロードムービーです。早くパリに着きたいというアンに対して、ジャックは色々な言い訳を付けて、美味しい食事や観光地に案内し、旅はどんどん長くなる。しかもジャックは結構胡散臭くて金に困ってるようだし、素性を明かさない。

■ストーリー云々という映画ではなく、気楽でシャレオツな映画です。ダイアン・レインは御年52歳のようですが、日本の映画・ドラマ界でこの年齢の女優さんをチャーミングに描いてくれる作品なんてそんなにないのでは。

■フランスは20年前にド・ゴール空港でトランジットで寄ったことしかなくて、要は未訪問なんですが、行ってみたくなりました。観光映画としてもいいかな、と。もし観る機会があれば、気軽に楽しんで、という感じです。

■シャンテは現在では古手の映画館なんで、客層も年齢高めです。ただ、毎回来るたびに思うのは、「年配のご夫婦の鑑賞マナーが決していいわけではない」ということ。上映中に平気で会話をして、それが周りの観客の迷惑になると露ほども思っておられないことです。そりゃ年代とか国でマナーが違うのは当たり前で、例えばアメリカの映画館で「私語はするな!」と叫ぶと速攻で撲殺されることでしょう。シャンテは、来年「TOHOシネマズ日比谷」のオープンに伴い廃止が決まっています。日比谷はおそらくウルトラシネコンなので、年配の方々の対応に興味を持ってしまうところです。

■すいません、ちょっと毒吐きました。


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獣道 [映画]

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■2017/7/16鑑賞@シネマート新宿。今年60本目の邦画20本目。

■内田英治監督の前作『下衆の愛』がとてもとても面白かったので観ることにした。ただ、「前作」と言っても、実はその間に『ダブルミンツ』『身体を売ったらサヨウナラ』という二作があるようなのだが、いずれも未見。

■『下衆の愛』も上映開始後は都内では当面テアトル新宿での一日一回の上映という、23区民ですら非常に鑑賞難易度の高い作品だったのに、今回もその例にならい(ならわなくていいって)都内ではシネマート新宿の単館上映で一日一回のみ。この規模の映画では結構番宣してたと思うが、これでは受け皿として小さすぎるだろう。

■シネマート新宿はたぶん初訪問だと思う。ミニシアターにしては座席数は多いが、その規模の割にスクリーンは大きくないし、設備もやや古い。改装の時期かなあ。でも最近(昨年?)からTCGメンバーズカードのグループに入ったようで、会員であればいつでも1,300円で観れるのはありがたい。都内在住のミニシアター好きの皆様、TCGメンバーズカードは年会費1,000円で毎回1,300円で映画を観れるので、まあまあお得です。2回で元取れるもんね。もちろんステマではございません。

■閑話休題。主演は伊藤沙莉。名前だけ聞くとピンと来ない人もいるかと思うけど、現在放送中の朝ドラ『ひよっこ』にも米屋の娘役で出ている。朝ドラ女優、と言えるほど出番が多い訳ではないが、見た人の心の中に確実に爪痕を残しているタイプの女優さん。

■子役出身でキャリアは長いみたいだけど、オレが認識し始めたのは、松岡茉優と共演した『そのおこだわり、私にもくれよ!』や、『怪盗黒猫』、『ラストコップ』くらいと遅くて申し訳ございません。

■宗教ジャンキーの母(広田レオナ)の娘・愛衣(伊藤沙莉)は母の育児ネグレクトに遭い、オウム真理教を彷彿とさせる宗教団体の施設に放り込まれる。宗教団体の解散後、彼氏のヤンキーのいる溜まり場のような巣、気にかけてくれた女子高生の一般家庭など、居場所が見つからず転々とする。そんな愛衣と中学の同級生になったことから恋した亮太(須賀健太)は、彼女を思いつつ、自分はこんな地方都市(明確な表記はないけど、甲府)にいたらダメになる、と半グレたちの世界で金を貯め始める。

■出だしで少し引っかかったのが、これは時間軸としては現代の話。なんだけど90年代のオウム真理教を彷彿とさせる話が出てきたりとか、何よりヤンキーの描写も90年代、下手したら80年代的でかなり古く思えてしまう。ただまあ、オレも田舎出身だけど東京に出てきて30年以上経つので、田舎のヤンキー=暴走族が今どうかというのは正直言って分からない。最近ではせいぜい、時々自宅近くでの改造車の爆音を聞くくらいなので。内田英治監督はオレとそんなに世代は変わらないけど、10歳までブラジル在住だったとのことで、監督が最初に見た「ヤンキー」のイメージがそのまま固定されてるのかな、とも思ったけど。

■でも、居場所を求めてさすらう愛衣と、それを見守ろうとしてもがき続ける亮太の、純愛物語でもある。半グレのヘッド役のお笑い芸人のアントニーは役者初挑戦らしいけど、存在感もあるし。そして『下衆の愛』に続いて登場のでんでんは、またボコボコにされる役(笑:ネタバレすいません)。正直、話の構成とかテンポは『下衆の愛』の方が上だけど、これも観ておくべき映画です。

■観るの大変なんだけどね。もう少ししたら、昨年の経験則から言うと「キネカ大森」あたりで一日数回上映してくれるのではないかな。横浜の人は「ジャック&ベティ」で。お薦めです。

■ところでこの映画、主演の伊藤沙莉は脱いでおり、その他にも濡れ場はたくさんあるがR指定はない。『下衆の愛』もそうだったがどうも映倫を通してないようだ。『下衆の愛』のブログで親切な方が教えてくれたのだが、映画館の上映で映倫の指定は必須ではなく、劇場の判断に任されるそうだ。ただ、メジャー系のシネコンではそうも行くまい。

■この映画のプロデューサー、アダム・トレルのインタビュー(映画館で観た時に、モギリにやたら饒舌な外人がいるなと思ったら、プロデューサーだったw)からも推察されるように、製作陣が無駄な縛りが嫌い、と思っているところはあるのかなとは思う。

■でも、この映画の中でもいろんな役を演じ分けた伊藤沙莉のキャパシティからすると、もう少しメジャーな舞台で活躍してもらいたい、と思うのはファンの贔屓目なのかな。

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銀魂 [映画]

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■2017/7/15鑑賞@109シネマズ川崎。今年59本目の邦画19本目。

■ドラマや映画で、ゆるい作風で知られる福田雄一監督作品。『勇者ヨシヒコ』シリーズなどの深夜ドラマは結構見ていたけど、映画だと2時間の中でのメリハリが効かないような感じであまり観ていなかった。ただ『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は映画としても結構面白かったので観ることにした。『HK/変態仮面』第一作の企画にも関わった小栗旬主演ということもあるし。

■原作は空知英秋の同名漫画。少年ジャンプ連載中の大ヒット作。まったく未読だし、これから読むつもりもありません。だって既刊が69巻って疲れるでしょ。最近のヒット漫画ってなんで連載長いのかね。『はじめの一歩』なんて100巻超えてるし、下手したらオレが生きてるうちに結末までたどり着かないかも知れない。まあ、昨年終わった『こち亀』や、まだまだ続く『ゴルゴ13』とかは別格だけど。出版業界の不況は漫画雑誌でも例外ではない、というのを暗示しているような。

■閑話休題。黒船ではなく、宇宙人によって鎖国を解かれた江戸時代の話。まあこれでデタラメな舞台設定はある程度理解してもらえると思うのだけど、そこに幕府と異星人に抵抗する幕末の志士的なテイストを混ぜたお話。

■小栗旬は町の便利屋・銀時。そこに銀時に弟子入りした元侍の新八(菅田将暉)と宇宙人の戦闘種族・神楽(橋本環奈)を軸に話は廻る。旧友・桂小太郎(岡田将生)が人斬りの似蔵(新井浩文)に襲われて以来行方不明になる。

■この他にも長澤まさみや、福田組常連の佐藤二朗やムロツヨシなど登場人物は多岐に渡るので、あらすじを書くのはここで放棄する。雑に言うと、山田孝之主演の深夜ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズを豪華キャストでお金を掛けて作った感じか。小ネタとパロディの嵐で徹頭徹尾くだらないけど、とても面白い。その割に(と言ったら失礼だけど)殺陣のシーンも、VFX&CGてんこ盛りではあるが迫力があるし、全体としてとても楽しめる夏休み映画になっていると思う。

■触れ込みとしては「最初で最後の実写化」らしいけど、ヒットもしてるようだし、原作漫画が超長編でエピソードは全然消化されてないみたいなので、続編もあるでしょう。

■しかし、『勇者ヨシヒコ』シリーズを始め、深夜ドラマでは固定のファン層はいるけど、商業映画でいままで大成功したことのない(失礼)福田雄一監督なのに、これだけのキャストが集結するということは、おそらく現場が楽しいんだろうな。あとは福田監督の人徳か。

■お薦め。続編がもしあれば観ます。楽しみにしています。


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