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カフェ・ソサエティ [映画]

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■2017/5/5鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年36本目の洋画26本目。クリント・イーストウッドと同じく、齡80を超えても年一作のペースで作品を発表し続けるウディ・アレン監督。最近の彼の作品は毎年観ている。

■1930年代のハリウッド。夢を抱いてNYから来た青年・ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、映画業界の大物エージェントの叔父・フィル(スティーヴ・カレル)のもとで雑用係として働く。ハリウッドに明るくないボビーの案内をしてくれたのはフィルの秘書・ヴェロニカ(ヴォニー)(クリステン・スチュワート)。ボビーはヴォニーに恋心を抱くが、彼女には「ジャーナリストの恋人」がいた。ヴォニーが恋人と別れたのを知ったボビーは再度ヴォニーにアタック。晴れて二人は恋人同士になるが、実は「ジャーナリストの恋人」は叔父・フィルだった。妻と別れても復縁を迫るフィルの許に結局ヴォニーは戻る。

■失意のままNYに戻ったボビーは、ギャングの兄がオーナーのカフェの支配人として働く。そこで客・ヴェロニカ(ブレイク・ライブリー)と出会い恋に落ち結婚する。そこにフィルがヴォニーを連れて来店。数年ぶりに二人は再会するが。

■『ソーシャル・ネットワーク』ではザッカーバーグに鬼気迫る寄せ方をしたジェシー・アイゼンバーグだが、今回は脇役にも見えてしまう希薄な存在感(いい意味で!)を醸し出している。二人のヴェロニカもともに美しい。最近のウディ・アレン映画では常連だったエマ・ストーンが出ていないのはちょっと寂しいけどね。

■ウディ・アレンは今までフィルム撮影にずっと拘ってきて、今回が初めてのデジタル撮影作品だそうです。それを勧めたのが若手の撮影監督ではなく、『地獄の黙示録』『ラストエンペラー』などで知られる超大物撮影監督、ヴィットリオ・ストラーロだというのがとても面白い。ちなみに初コラボとのこと。この画像の美麗さには正直参りました。すぐれた色彩設計と、ハリウッドが舞台であること、前半のストーリーの類似性などから、「大人のラ・ラ・ランド」と評する向きもあるようだが、半分同意で半分不同意ってところかな。

■裏でギャングの兄がガンガン人殺してたりとか、ボビーがユダヤ人とかの毎度おなじみのアレン節もあるのだが、結末を観客の想像に任せる余韻を持たせた終わり方とかもあり、ここ数年のアレン監督の作品では一番いい。根幹のテーマはあまり変わらずとも、毎年面白い映画を観せてくれるウディ・アレン。これからもご健在で、もっと楽しい映画を観せてくれますように。

■お薦めです。

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PARKS パークス [映画]

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■2017/5/2鑑賞@テアトル新宿。今年35本目の邦画10本目。先に言っとくと、この映画は井の頭公園100周年記念のご当地映画です。オレは上京してから東京西部に住んだことはないし馴染みはないけど、過去の経験から井の頭公園にはあまりいい思い出がない。でも結構好きだったりする。そして旬の俳優さんたち(橋本愛・永野芽郁・染谷将太)がメインキャストなので観ようと思った。もう一つの理由は、テアトル新宿が属しているTCGグループの無料券がそろそろ期限切れになりそうだったこと。ウチからは別に近くないが、居心地のいい映画館なのだ。

■成蹊大学(現職総理と同じ大学だw)4年の純(橋本愛)は、親のコネで就職が決まっているのに、単位が足らず留年の危機に陥る。担当教授(佐野史郎)に直談判すると、レポートの追提出を条件にされる。そこに純が住んでいるアパートに女子高生ハル(永野芽郁)が突然現れ、先日亡くなった父親(森岡龍)の当時の彼女・佐知子(石橋静河)を探しに来たと純の部屋に居座る。

■ハルに押され佐知子の実家に訪れるが、すでに佐知子は亡くなっており、孫のトキオ(染谷将太)と出会い、父と佐知子が製作途中だった未完の曲があることを知る。そして純の卒業の条件は、教授の指示により、未完の曲を完成させることになる。

■井の頭公園はいいところなのですごく馴染める。橋本愛を始めとする若手の俳優の演技もすごくいい。でもこの映画が物足りないのは、脚本がグダグダなところ。ハルの父親の青春時代が50年前というかなり無理のある設定(そりゃ父親じゃなくて祖父だろ)やテンポの悪さ。それより何より、キーになる楽曲の魅力が残念ながら大変乏しいところなのだ。

■でも監督は若手ながら才能がある方だと思うので、今後に期待します。

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