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T2 トレインスポッティング [映画]

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■2017/4/16鑑賞@チネチッタ。今年27本目の洋画21本目。

■1996年の映画『トレインスポッティング』の20年ぶりの続編。しかし加齢とは哀しいもので、前作の大まかなあらすじは覚えているとは思っていたが、記憶力に自信がない初老なので、huluで配信されているのを再見。記憶を蘇らせました。ビバネット配信。ユアン・マクレガーの出世作でもある。まさかこのあとオビ=ワン・ケノービにまで成り上がるとは。なお、監督のダニー・ボイルのファンと言うわけでは別になく、このシリーズ以外は昨年公開の『スティーブ・ジョブズ』とあと、アカデミー賞を作品賞・監督賞他多部門で受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』くらいしか観てない。薄い、薄いよ。でも舞台のような構成の『スティーブ・ジョブズ』は凄かったな。

■前作の麻薬取引で得た金を独り占めして逃げたレントン(ユアン・マクレガー)はアムステルダムで暮らしていたが、20年ぶりにスコットランド・エディンバラに戻ってくる。最愛の母はすでに亡く、実家では老いた父が一人で暮らしていた。気弱なジャンキー・スパッド(ユエン・ブレムナー)は自殺しようとするところをレントンに止められ、シック・ボーイ/サイモン(ジョニー・リー・ミラー)は表向きはパブをやりながら売春とゆすりをやっている。レントンに恨みを持つ服役中のベグビー(ロバート・カーライル)は刑期中に脱獄する。

■ボイル監督の演出は前作同様とてもテンポが良く、劇伴との絶妙なマッチングも相変わらず。何より凄いのは、主要キャストが同じなのでみな残酷にも年を取っている。見た目だけで言うと(大変失礼)、いい年の取り方をしているのはユアン・マクレガーだけだ。でもそれは、オレのように30前後で前作を観て20年経ったすべての観客にも言えることなのだ。

■ネタバレはしないけど、この連中、まったく進歩しない。別物になろうとしても20年経ってまったくなれていない。でもそれでもいいんだ、という間違った安心感を感じてしまう、ドラッグのようなまずい作品でもある。

■でも今のところ、今年のオレ的洋画ベスト5には入りそう。ただ、前作を観ていない20〜30代の人にはあまり響かない映画かもしれない。セグメント限定だけど、映画と同じ時代を生きてきたと感じさせる素晴らしい映画。

■今作が前作の20年後だったので、もし続編があるとしたらさらに20年後の『T3』じゃないかと妄想したのだが(原作はガン無視で:笑)、監督もオレたちも生きてないかも知れない。でももしあれば是非観たいな、と無駄な長生きの決意をしたのであった。

■超お薦め。


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SING/シング [映画]

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■2017/4/16鑑賞@チネチッタ。今年26本目の洋画20本目。

■このブログを読んでいただいている方は薄々ご存知だとは思うけど、書いているわたくしは基本的に馬鹿なミーハーである。アニメ作品はもともとそんなに大好きな訳ではないので、当初はこの作品を観る予定はなかった。『モアナと伝説の海』を先月観たので、アニメは当分いいかな、くらいのつもりで。しかし今作、日本での公開後4週連続興収1位だとか。いくら春休みはアニメが強いとはいえ、これは観ておいた方がいいかなと。そして『君の名は。』に続いて最近声優づいてる長澤まさみが今作でも吹替を担当しており、歌まで披露しているとの話を知りちと興奮。年初の長澤主演舞台『キャバレー』のチケットが取れず行けなかったので。ミュージカルということにも若干食指が動いたし。

■という訳で、基本洋画は字幕で観るわたくしですが、今回は吹替版で観ることにした。川崎じゃそのほうが楽だしね。なんでキャストの声は吹替版の俳優で記します。主演はマシュー・マコノヒーだったり、スカヨハも出てるらしいけど。

■倒産寸前の劇場「ムーン・シアター」の支配人、コアラのバスター・ムーン(内村光良)は、歌唱コンテストをすることでなんとか盛り返そうと試みるが、秘書のミス・クローリー(田中真弓)の手違いで、優勝者の賞金が1,000ドルのところ、10万ドルと書かれた宣伝のチラシが配布されてしまう。それ目当てにハツカネズミのマイク(山寺宏一)や、引っ込み思案のゾウ・ミーナ(MISIA)、ヤマアラシのパンクロッカー・アッシュ(長澤まさみ)など、一攫千金を狙う動物たちが集まってくる。その他は大橋卓弥(スキマスイッチ)、トレエンの斉藤さん、大地真央などなど。

■主人公ムーンの無駄にポジティブな性格設定とか、正直ディズニーアニメと比較すると脚本の詰めが甘いので最初なかなか乗れなかったが、新しめのテイラー・スウィフト、ビヨンセ、レディー・ガガから懐かしのビートルズ、ビング・クロスビー、エルトン・ジョン、ワム!に至るまでの有無を言わせない音楽の力で途中からグイグイ魅せてくる。ミュージカルはミュージカルなんだけどすげえ力技。

■その中で素晴らしかったのは長澤まさみ。長澤まさみの役の本来の声優はスカヨハなんだけど、負けず劣らずの歌声を披露している。以前『若者たち』というドラマ(まあまあコケた)の中でリサ・ローブの歌を弾き語りしていたので上手だとは知っていたが、いや本当に上手い。改めて舞台『キャバレー』を観たかったなと。

■なので、オレ的には今年のトップ5に入るとかそういう作品ではないけど、普通に面白いと思います。GWに向けて一ヶ月フリーパスポートを発動しようと思っているので、字幕版(オリジナル)を観に行くかもしれません。値段分の価値はあり。

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