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松本隆 風街レジェンド2015@東京国際フォーラム [ライブ]

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■2015/8/21(初日)参戦@東京国際フォーラム。今年のライブ6本目で、サザン@武道館に続いて今週2本目。

松本隆作詞家45周年記念と銘打ったトリビュートライブ。実は2002年か2003年かにも同種のトリビュートライブが代々木体育館であったのに行った。数年おきに開催されているようだが、来たのはそれ以来。代々木体育館のライブの正確な日時を確認したかったのでネットで探してみたけど、目ぼしいものは見当たらず。以前は松本隆さんの公式サイト『風待茶房』というのがあったのだけど、共同作業者のライターの川勝正幸さんが事故で亡くなられて以降、閉鎖されてしまった。その時は、キリンジ、田島貴男、藤井隆などといったメンツが出ていたのを憶えている。

■今回久々に来たのは、何と言ってもメンツの豪華さ。はっぴいえんど(松本隆・細野晴臣・鈴木茂、大滝さんは亡くなってしまったが)、(ねじれ)ナイアガラ・トライアングル佐野元春・杉真理・伊藤銀次)、南佳孝、寺尾聡、稲垣潤一、鈴木雅之、原田真二などの男性陣に加え、太田裕美、山下久美子、大橋純子、斉藤由貴、早見優、石川ひとみ。そして矢野顕子と吉田美奈子。おそらく空前絶後のメンツだと思う。そりゃここまで来たら松田聖子は?薬師丸ひろ子は?そして山下達郎は?っていうのはありますが、商業レベルでここまでやれたのはマジで凄いです。行って良かった。この後つらつら書きますが。同行者は昔の会社の後輩のNちゃん。

■TVで見たり、レコードやCDは聴いていたけどライブは初見、という方々が大多数なので大興奮。最初のはっぴいえんどの曲から始まり、楽曲演奏中の大部分は涙ぐんでいて、時折嗚咽が漏れそうになるのを同行者にごまかすのに必死、というくらいのハイテンション。しかも自分で取った席では過去トップ3に入るくらいの、前から12列目という良席。ステージ両サイドの補助の大型モニターがほとんど不要でステージを視認できてしまう凄さ。

■曲構成としては、70〜80年代の歌謡曲とニューミュージック(ここはJ-Popと言わないほうがいいと思う)の両輪構成で、松本隆という人の振幅の広さを感じる。そしてその中でもかなりの部分(1/3弱くらい)が大滝詠一さんの楽曲で構成されていたこと。彼がいたユニット「はっぴいえんど」「ナイアガラ・トライアングル」も含め、このライブは「大滝詠一トリビュート」でもあったということだ。もちろん観客のほとんどが分かっていたと思うけど。仮に大滝さんがご健在だったとしても、偏屈者の大滝さんは今回のライブに参加したかどうかは分からない。もう30年以上ライブをやってなかったのだから。でも松本さんが今回のライブを企画した大きな目的のひとつは、間違いなく大滝詠一だろう。

■個々人のパフォーマンスも良かった。構成上ひとりの持ち歌は多くて2〜3曲だったのだけど、原田真二はエネルギッシュだったし、鈴木雅之のボーカルの声量たるや。南佳孝の個性的な歌い回しに、寺尾聡はシブいし。そして矢野顕子と吉田美奈子の驚愕のパフォーマンス。どちらも人の曲のカバー(矢野顕子はアグネス・チャンのカバー、吉田美奈子は薬師丸ひろ子と松田聖子のカバー)を強烈なオリジナリティで演奏。斉藤由貴や石川ひとみ、早見優のまったく色褪せない存在感も凄い。でも一番ビックリしたのは太田裕美。ボーカルもそうだし、何と言っても「可愛い」。もう還暦のはずだが、「美熟女」「美魔女」というある意味失礼なネーミングは一切使いたくないくらい、単純に「可愛い」のだ。参りましたよ。

■松本隆という人の歌詞が作る音楽の世界は、オレの音楽観の大部分、下手したらほとんどを構成しているのかも知れないと思い知ったライブだった。「風街ばんど」のバンマスの井上鑑さんもすごかったと思う。大滝詠一さんをサポートするひとりで、大滝さんの曲のストリングスアレンジも結構担当してたし、大滝さんが他の人に書いた曲のアレンジも担当していた。おっと、松本隆トリビュートでしたね。繰り返しで申し訳ありませんが、この4時間に及ぶライブ、本当に行って良かった。今年のライブでは最高かな。

■追記。見逃した方、BS朝日で放送されるそうです(日時未定)ので要チェック。あと、セットリストをコメント欄に置いておきますので(もうライブ終わったし)、ご興味のある方はどうぞ。


サザンオールスターズLIVE TOUR 2015「おいしい葡萄の旅」@日本武道館 [ライブ]

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■2015/8/18参戦@日本武道館。今年のライブ5本目。サザンのライブは5回目の参加になりますね。同名ツアーの追加公演で千穐楽。ま、追加公演と言いつつ今年3月発売のサザンのアルバム『葡萄』にライブ抽選の申込券が同封されていたので、もともと予定されてたはず、というのは大人の事情というかお約束か。

■サザンの今回のツアーは6月の札幌ドーム(リンク参照)で行った。基本的にオレは同じミュージシャンの同じツアーに行くのは1回だけ。今一番好きな山下達郎でもそうだ。例外的に、学生の頃仙台であった佐野元春の3日連続ライブに3日とも行ったことはあるけど。何でかというと、同じツアーでは基本的にセットリストの変更はないので、2回目に行くと興醒めになってしまう。ま、ファンの方にはツアー初期と後期での完成度の違いを楽しみにされる方もいるようだが。それに、サザンとか達郎さんとかの取りづらいチケットを、取れたからといって全国渡り歩く人たちもいるが、それは行きたくて行けない人に対していかがなものかと思う。

■じゃ、何で行ったかというと、CD枠で興味本位で申し込んだら当たったので、ということ。これだけでも行きたくて行けなかった人には殴られそうだが。あと、他のミュージシャンも含めてツアーの千穐楽に参加したことがなかったこと。最後は武道館がかなり久々だったということ。武道館は今まで2回行ったことがある。エルヴィス・コステロとレニー・クラヴィッツ。どちらも90年代だったのでほぼ20年ぶり。

■今回の武道館はまずCD購入枠とFC枠で抽選があり、残りは一般発売という狭き門で、しかも全ての申込みが一口一枚限りというかなり珍しい例。という訳で、オレもそうだが大部分ぼっち参戦。しかし会場に入る途中にはなぜか集団で来てる人たちも結構いた。謎のマジックを使ったか、もしくはメンバーがみんな当選して一緒に来たのかは謎。ただ席につくと周りはみんなぼっちばっかりだった。しかし、サザンのライブはグッズTシャツの着用率がもともと高いが、今回は着用率50%超えで、もはやファンミーティングである。オレも一応、2013年ツアーのTシャツと、1995年(20年前!)の企画アルバム『Happy!』についていたハッピは持っているのだが、なんか恥ずかしくて持ってこれなかった。

■本人確認のため、会場に行くまで座席は分からない。これも転売ヤー防止のためなんだろうけど、達郎さんやまりやさんのコンサートは一応席は分かるので、この辺はなんとかして欲しい。事前のワクワク感とか心の整理に必要。相変わらず座席運のないオレなので、席は2階席のかなり上のほう。でも、東京ドームとかと比べたら武道館は当然コンパクトなので、結構よく見える席だった。セトリは前回行った札幌とほぼ同じなので繰り返しません。ただ一曲追加があった。武道館つながりということで、The Beatlesの『HELP!』をカバーしたのだ。これはかなりレアなのでほくそ笑んでしまった。桑田さんのMCによれば、沖縄では同じく『All My Loving』をやったのだがかなりグダグダになってしまい、追加公演なのにこの曲だけリハを再度行ったとか。楽しい出来でした。

■セトリには当然ながらさほどの感動はなかった。でも、『葡萄』が耳に馴染んできたこと(前回は馴染んでなかったんかい!)と、やはりサザンは青春時代に寄り添ってくれていた音楽なので(昔のブログ「サザンオールスターズとわたくし」参照)、曲によっては目頭が熱くなってしまう。『栞のテーマ』(これ、貫地谷しほりの命名の理由って知ってた?)や『あなただけを』などなど。総じて前回の札幌と比べたら個人的には良かった。専用コンサートホールではないので、音響がいいとは言えない武道館だけど、さすがにドームとかよりは全然いい。達郎さんはそれでも気に入らないらしいけど。あと、舞台造作の制限のせいか、ステージの両サイドにいつもならある大型モニターが今回はなかったことで、映像演出が過剰になりすぎず、昔80年代に仙台で観たライブのようなバンドサウンド主体の構成になっていたこと。

■千穐楽ということで、最後に桑田さんからバンドとサポートミュージシャンだけではなく、裏方の人にも広く感謝の念を伝えてたこともあり、結果実質4時間。山下達郎超えの自分史上最長ライブである。それで平日なのに開演6:00PMという早い時間だったのか。

■行ってよかった。これからも、もう遠征は行かないと思うけど首都圏でチケットが取れれば行くと思う。でも、4時間の間歌って走っての桑田さんは、もちろん体調管理を万全にしていると思うのだけど、終わり間際のMCで「みんなー!死ぬなよ!」と。ここが少し引っかかった。札幌ではそんなこと言ってなかったのに。

■ま、杞憂と思うことにする。

ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション [映画]

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■2015/8/9鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年57本目の洋画29本目。

■実はこのシリーズ、全作映画館で観ている。どんだけトム様好きなんだオレ。その中でも印象に残っているのが、2作目の『M:I-2』(2000年日本公開)です。当時お付き合いしていた某嬢と、銀座だけど築地寄りの「東劇」で確か『グリーン・デスティニー』という映画を観た。その後食事をして、別路線なので駅で別れたのだけど、『グリーン・デスティニー』自体がオレには若干消化不良な映画だったので(そもそも金属音が苦手)、確かレイトショー先行公開の日劇に行ったのだった。その時は雨が降ってたので、ビニール傘を持っていたオレは、ついうっかり後ろにいた女性のサンダルの指の間を押してしまった。当時は全席指定という発想がなくてみんな行列を作ってたので。もちろんすぐに謝った(2回くらい)のだけど、列に並んでる間ずっと、女性が後ろでシクシクしていた。そんなに痛かったのかと思ったのだけど、複数回謝ってもたぶん痛みはやわらがないのでそのままになった。という訳で自分的に気まずい10数年前の夏の思い出です。ほんとすいませんでした。

■シリーズ5作目。シリーズ物としては珍しく、毎回監督が変わっているのでテイストは若干異なる。1作目のデ・パルマではサスペンス調が強かったり、2作目のジョン・ウーでは鳩が飛んだりとか(笑)。しかしシリーズを通して一貫しているのが、制作も兼ねる主演のトム・クルーズの「ああ、かっこいいぜ俺」という強烈なナルシズムだ。さすがにトム様も他の映画ではカッコいい俺様で通す訳にも行かず、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のヘタレ将校とかの役もやっている。しかしこのシリーズに関しては徹底的にカッコいい俺様を追求していて、結果としてアクションのインフレ化を呼んでしまっているのだけど、観てる分には面白いからいいです。以前の作品のログについては、4作目『ゴースト・プロトコル』のだけあるのでご参照ください。

■この映画のポスターにもなっている、離陸しかけの飛行機に外からしがみつくというシーンは、オープニングに出てきてさほど本編と関係がないというのは毎度のお約束。各国の諜報機関を離脱したならず者の組織(ローグ・ネイション)に陥れられたイーサン・ハント(トム様)率いるIMFは解体しCIAに呑み込まれ、イーサンは国際指名手配の身になる。そりゃまあ、この映画でのお決まりで最後にイーサンたちのチームが勝つという結末ですが、どうなっていくかという話は映画をご覧になって確認してください。あ、ホークアイじゃなくてジェレミー・レナーも出てますよ。

■とにかくテンポがいい。アクションまたアクションで、ストーリーも意表をつく展開で毎度のごとく世界中を駆けまわっている。娯楽映画としては文句のない完成度なので、夏に映画館でどの映画を観ようかと迷っている方には、こちらをお勧めしておく。

■余談。小物感漂うCIA長官が、現在の中谷防衛大臣になんとなく似てるのは笑ってしまった。


進撃の巨人 ATTACK ON TITAN [映画]

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■『ラブ&マーシー』と同日、2015/8/1鑑賞。ただし鑑賞場所は毎度おなじみTOHOシネマズ川崎。今年56本目の邦画28本目。前後編の前編です。

■原作漫画が、漫画すら飲み込む出版不況の中で、全世界累計で5,000万部も売れてるそうな。それでアニメ化や実写映画化もされたと思うのだけど、原作漫画をチラ読みしたら絵柄が苦手なのでパスしてしまった。なので、巨人が突然発生し人類を食うようになったので、逃走の末高い城壁を作って100年くらい平穏に暮らしてきた、っていう前提程度しか知りません。設定が原作漫画とかなり改変されてるというのもよく分からない。なので結構ペラい感想という前提でお願いします。

■あとのあらすじは、堅固であるべきだった城壁が巨人によって突如破壊され、人類は科学を駆使して徹底抗戦に挑むという話です。いろいろと言われてる映画だけど、映像は結構面白い。劇中の武器「立体機動装置」のアクションとかも頑張ってたし、ハリウッドのVFXと比べたら劣る部分はまああるけど、巨人の描写とかはリアリティがあった。最初に登場する巨人はなんだかミイラみたいなんだけど、その他の巨人は銭湯とかで普通に遭遇するおっさんおばさんです。あ、もちろん女湯に入ったことはありませんが。その後銭湯(というかマンションの共同温泉)に入ったらちとビビったのはマジです。

■ただ、ストーリーが決定的にダメかと。主脚本が渡辺雄介さんなので実は不安を抱いていた。この方、『ガッチャマン』や、『ジョーカー・ゲーム』といった、かなりグダグダな脚本を書く方なので不安視していたんだけど、共同脚本にオレが結構好きな映画評論家の町山智浩さんがいるので、なんとかなるのかなと期待はしていました。

■でも、以下オレの推察ですが、町山さんが関与してたのは世界観の変更とかで、実際のプロットとかは渡辺さんが書いたのでは。町山さん本業じゃないしね。何が悪いかって言うとキャラがペナペナだし、ストーリー展開もグダグダ。主役たる三浦春馬も陰々滅々としたキャラだし、ヒロインの水原希子もなんか鬱々してる。原作知らないけど陰気すぎるよ。ただしシキシマ(原作にはいないらしいけど)の長谷川博己と、エロシーンが全くないのにエロいハンジ(石原さとみ)はすげえ良かった。

■正直脚本がダメだったと思う。でもダメな脚本を採用するということには監督にも責任がある。あと残念だったのが、次代を担うアクション女優の武田梨奈と清野菜名が、あまり実力を発揮できない残念な使われ方をされていたこと。特に清野菜名はめちゃくちゃちょい役じゃん。

■でも後編も観ますよ。若干の期待値を込めて。

ラブ&マーシー 終わらないメロディー [映画]

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■2015/8/1鑑賞@角川シネマ有楽町。今年55本目の洋画28本目。何の因果か二週連続で有楽町。この映画館に来るのは初めてだけど、ビックカメラ有楽町店の上の階だったのね。このビルの読売会館自体かなり古く(もうすぐ60年経つみたい)、ビックカメラ有楽町店には何回か来たことあるけど複雑怪奇な動線です。

■まあいいや。この映画が『ザ・ビーチ・ボーイズ』の実質的なリーダーであったブライアン・ウィルソンの伝記的な映画ということを知った時からすごく観たかったのだけど、HPでチェックしてみたら都内での公開はたったの3館で公開時は2館、神奈川では湘南(辻堂)でしかやってないということで、クソ暑い中有楽町まで行きました。

■実際、ビーチ・ボーイズ(以下こう呼称)やブライアン・ウィルソンに興味がない人がこの映画を観に来る確率はかなり低い訳です。60年代のアメリカン・ポップスのファンとか、そこから派生した山下達郎・大滝詠一ほかのファンの人とか。どう考えても客層は限られてるし平均年齢は高そう。なので配給側の上映館絞り込みは分かんないでもないんだけどね。

■マニアの方と比べると、オレはビーチ・ボーイズの熱烈なファンというわけではないが、全盛期の60年代にブライアンが心を病んでツアー参加を止め、スタジオでのアルバム作りに没頭していたことは知っていたし、80年代末期にソロで復活を遂げてからはほぼオンタイムでフォローしていた。何を隠そう、2002年の東京国際フォーラムでのライブには大枚(そうでもないが)を払って行ったクチです。当時の体調のせいか、半分以上は椅子に座って歌っていたけど、ボーカルはやはりブライアンでした。

■この映画はその60年代のブライアンと80年代のブライアンを、二人一役で演じるという割合変わった構成。60年代のブライアン(ポール・ダノ)が栄光の絶頂でだんだん心を壊していく話と、80年代のブライアン(ジョン・キューザック)が悪徳主治医ユージン(ポール・ジアマッティ)の呪縛から、偶然知り合ったメリンダ(エリザベス・バンクス)の助けによって解き放たれてくという話が、エピソードを交互に挟みながら語られてゆく。ちょっと観客には不親切な作りかも知れないし、その上オレは結構なネタバレまでしてしまった。ごめんなさい。あとこのメインキャストはほぼ初見です。

■60年代のパートでは、ブライアンが精神不安定のあまりドラッグに苛まれて幻想を見るところとか、ちょい重たいです。エロシーンがないのにPG12なのはその辺の配慮かも知れない。しかし80年代で悪徳主治医に操られていたという史実は知らなかったな。単にブライアンはある程度の期間を置いて復活しただけだと思ってたので、目から鱗です。

■そんなことよりこの映画が凄いのは、60年代のシーンで名曲『Would’t it be Nice』や『Good Vibrations』が、レコーディング時のいかなるセッションで作られたかを、まるで観客がその場にいるかのように追体験できること。ブライアンが天才というのもよく分かる。もちろんフィクションの要素もあるだろうけど、ブライアンが作品監修に名を連ねてるから、そんなに史実と乖離はしてないと思う。ドキドキするよ。

■なのでかなりお勧めしたい映画なのだけど、全国で公開館がすごく限定されるのが口惜しい。幸いにも観れる環境の方、予習のアルバムはビーチ・ボーイズの最高傑作『Pet Sounds』の一択と言っておきます。

■最後に。このサブタイトルの「終わらないメロディー」って要らねえだろ。自己満足かよ。


東京無国籍少女 [映画]

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■2015/7/26鑑賞@横浜ブルク13。この前の日、稲垣潤一のライブを横浜で観た後に友人夫妻と合流して飲んで、映画ドラマの話で盛り上がってしまい、帰るのが面倒になったので横浜で一泊した。あ、今年54本目の邦画27本目です。もともと小規模な公開で近所ではやってないので、渡りに舟ということで横浜ブルク13に来た。久々だけどえらい混んでおります。フードカウンターの並びが半端ねえっす。

■押井守監督は、アニメーターから発してアニメ映画の監督や、実写映画の監督もこなす結構巨匠的な感じの人。しかしわたくし、映画作品は一本も観ておりません。もちろん、アニメーター時代はタツノコプロに在籍してたりとかして演出作品を観たことはあるはずです。じゃなんで観たかというと、『TOKYO TRIBE』以来注目している清野菜名が初主演だからということ。ゲスですね。

■舞台は芸術系の女子高専。かつて天才ともてはやされていた藍(清野菜名)は事故にあってPTSDになり、創作活動もできず不眠状態になる。同級生たちのいじめ、藍をお荷物と思い冷たくあたる教師(金子ノブアキ)。しかし藍を広告塔として利用するために学校にとどまらせている校長(本田博太郎)。で、これがラスト15分前まで、いじめの描写とかが単調に延々と続くのですよ。我慢の限界寸前まで。

■ラスト15分でスカッとするかと言うとそうでもない。詳しく書くとネタバレになってしまうので避けるが、「なんでこうなるの?」という奇想天外な展開。アクション女優でもある清野菜名の本領発揮のシーンはあったけど、なぜタイトルが『東京無国籍少女』なのかが理解できなかった。「無国籍」というところは多少なりとも分かるけど、「東京」ってバックボーンがまったく見えてこない。

■しかし押井ワールドが好きな人達にはそれなりに好評なようで。これは観に行くべきではない人間が観てしまったという、わたくしのミスだと思います。申し訳ございません。

■ところでこの映画、R15+指定なのだけどそんなにグロではありません。劇中ヌードモデル役の女性がヘアまで晒していたのが主たる理由かと。なんだかな。

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