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無限の住人 [映画]

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■2017/5/1鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年33本目の邦画9本目。

■三池崇史監督の作品は、近年だいたい観てはいる。年間数本撮る多作の監督だというせいもあるのだろうが、当たりハズレが激しい監督でもある。推測だけど、三池ファンの人たちもある程度覚悟して観ているのではないか。オレもその覚悟で観ている。ただオレの場合、当たりが商業的にはおそらく成功していない『愛と誠』だったりするところがアレですが。

■原作は沙村広明の同名漫画。未読。江戸時代(?)に上司である旗本の不正を知り、旗本と手下を惨殺した万次(木村拓哉)だが、その中には妹・町(杉咲花)の夫も含まれていた。気が触れた町を連れ、万次は賞金稼ぎから逃げ回るが、ついに町を殺されてしまい逆上し、賞金稼ぎを皆殺しにする。自らも深手を負い死を覚悟した万次だが、謎の老婆(山本陽子)が現れ、万次の体内に虫を放ち、結果万次は不老不死の体にされてしまう。

■100年後、無天一流の道場の娘・浅野凛(杉咲花)は、突然現れた道場破りの逸刀流当主・天津影久(福士蒼汰)に父(勝村政信)を殺され、母を連れ去られる。復讐に燃える凛は、謎の老婆=八百比丘尼の導きで万次と出会い、用心棒を依頼する。万次は町と瓜二つの凛に驚くが、用心棒を引き受ける。

■町を殺され逆上する万次と、クライマックスの百人斬りの殺陣はさすがに凄いし、キムタクや他の俳優陣がすごく頑張っているのはよく分かるし迫力がある。そして敵役の市川海老蔵、市原隼人、田中泯の演技が素晴らしいのだ。田中泯なんて座って握り飯食ってるだけですごく絵になっていた。そして、女の敵役、戸田恵梨香の太ももには全くやられましたぜ。

■で、面白いかというとそうでもない。キムタクのキムタク演技は毎度のことながら、先日日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を獲ったばかりの杉咲花の演技も、絶叫ばかりであまりよろしくない。三池監督の演出なんだろうけど。助演陣の名演技がキムタクの演技と呼応していないのと、原作読んでないので何とも言えないが、脚本があまりよろしくなかったのかもと。

■なのであまりお薦めしません。木村拓哉も今後俳優一本でやっていくなら、脇役とかも柔軟にこなしたほうがいいのではと素人ながら思う。今の日本の一線級の俳優さんはみんな脇役も喜んでやる。やらないのはキムタクと織田裕二くらい。

■余談。鑑賞後別の日に友人夫妻と飲んでいて「チャンバラものなら、映画化すべきは『無限の住人』より『バガボンド』だよなー」という話で盛り上がった。映画化されてないのは、とっくにオファーはたくさん来ていて、作者の井上雄彦さんが許諾しないせいだと邪推するが。「でも、仮に映画化された場合、主演の武蔵は誰がふさわしい?」という問に誰も解がなかったのでした。

■お暇な方、誰がいいかご意見ください。何も出ませんが。

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