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3月のライオン 後編 [映画]

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■2017/4/22鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年28本目の邦画7本目。

■3月公開の『3月のライオン 前編』に続く前後編の後編です。前編のエントリでも書いた通り、大友啓史監督の最近の作品では出色の出来だと思うのだけど、興収は振るわず前編は公開週で7位、次週はランク外と、上映館が295館という大規模上映では決して成功とは言えまい。しかも前後編である。3部作は別にして、前後編で後編が前編の興収を上回った例はほとんどないと思う。でもオレはこの映画がすごく好きなので、可能な限り応援したい。

■新人王を取った零(神木隆之介)は、宗谷名人(加瀬亮)と記念対局をすることになり緊張する。同時に零が世話になっている川本家では、次女のひなた(清原果耶)が中学で、いじめられていた同級生をかばったのが原因で、自らがいじめにあうようになる。力になれず懊悩する零。

■タイトル戦のひとつ、獅子王戦が始まり零は順調に勝ち進むが、今度は川本家で妻子を捨てて他の女に走った父・誠二郎(伊勢谷友介)が、三姉妹に「また一緒に暮らそう」と突然現れるが、その裏には生活に困窮している理由があるようだった。零は川本家を守ろうと過敏に抵抗するが。

■ここまでは原作漫画通りのストーリーで、以降はまだ原作が完結していないので映画オリジナルです。ネタバレはしません。もちろん大友監督は原作の羽海野チカさんと相談してこの結末にしたと思いますが。素晴らしい結末ではないかと思う。

■「戦い続けるあなたが輝く一手は、きっとある」。戦い、孤独、支えること、支えられること。最後の方は涙目で観ていた。前編の感想でも書いた通り、とても優しい、くじけそうでも前向きに生きるすべての人を応援する映画です。我ながら甘っちょろいことを書いてますがご容赦ください。映像的にも、入念なロケハンのおかげか申し分ない。

■役者陣も前編に続き力量を十分に発揮していると思う。ベテランの面々はもちろんのこと、清原果耶がとてもいいな。若くして朝ドラに出演した理由とかがよく分かった。後編から出た伊勢谷友介は、この映画の中で唯一の悪役と言っていいと思うのだが、その常に過剰な演技(大変申し訳ありません)が、ダメ親父の過剰な自己アピールにドスンと落ちてきて、まさに適材適所かと。他の役者さんも凄いんだけど、前編のエントリと重複するので省きます。

■初週の興収は4位と、前編の7位を上回った。興収額は前編の90%弱みたいだけど、それでも素晴らしい。願わくば、前編の上映が大部分の劇場では1日1回になってしまっているので、あと1回でも増やしてもらって、前編と後編を同日に観れるのが簡単になりますように。さすがに前編観ないで後編いきなりというのは難しいので。大友監督には活劇より人間ドラマをもっと撮って欲しいと思っているので、この映画の興収が伸びることを切に願います。

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