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サバイバルファミリー [映画]

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■2017/2/11鑑賞@チネチッタ。今年10本目の邦画2本目。

■都内に暮らす鈴木一家。冴えないサラリーマンの父・義之(小日向文世)と天然の妻・光恵(深津絵里)。そして無口な大学生の長男・賢司(泉澤祐希)とその妹でスマホ全能主義の結衣(葵わかな)。ある日突然首都圏の電力が途絶えてしまった上、バッテリーなどの蓄電機能もすべて無効になる。首都圏限定なのか日本全体なのかは、情報がまったく入ってこないので分からない。一週間経っても状況は改善しないので、鈴木家は光恵の父・重臣(柄本明)が住む鹿児島に向かって自転車で移動を始める。

■矢口史靖監督の発想が奇抜なのは毎度のことだけど、今作のようなSF的展開に向かうとは思ってなかった。この映画の宣伝でもそうなんだけど、代表作が『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』と初期の作品のまま固定で、寡作だけど必ずヒットさせる監督への扱いが失礼だよなと思いつつ、いち観客としての印象がそうなってしまっているのは受け入れざるを得ない。

■高速道路を自転車で走ったりとか、極力CGを使わないことで、今までの矢口監督作品史上おそらく最大の制作費と思われる。威張るだけで全く役に立たない義之や、他の家族がだんだんタフになっているところをコミカルに描いているところは矢口節。途中で出会うアウトドアに長けた斉藤夫妻(時任三郎・藤原紀香)とその息子たちに屈辱感を覚えるところも結構おかしい。そして年の割に母親役の印象があまりない深津絵里も新鮮。

■悪くないんだけどあまり褒められないところも。話が一本調子だし、今までの矢口監督作と比較して笑えるシーンが多くない。もちろん矢口監督は311を下敷きにした話をわざとやっていると思うが、我々矢口監督ファンの望む方向と映画がズレていくのは仕方がないのかな。

■以下ネタバレですのでご注意ください。

■停電は世界中で起きていて自然現象が原因だった。2年後に世界中の電力は回復し、鈴木一家も日常に戻っていくのだが、世界中で2年も電力供給がない状態で日常にすんなり戻っていくのは、普通に考えてありえない。もちろん電力供給がない状態での家族の奮闘がメインだとは思うけど、あまりにまとめ方が雑である。もう少し工夫してほしかったな。

■そこそこ面白いけど、今作でもやはり『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』超えはならなかったか。

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