So-net無料ブログ作成

海よりもまだ深く [映画]

poster2 (2).jpg

■2016/5/27鑑賞@チネチッタ。レイトショーにて。今年64本目の邦画29本目。是枝裕和監督の作品は『海街diary』には深く痛み入ったが、『そして父になる』はそうでもなかった。詳細はリンクをお読みください。まあでも、観ようかなと。

■書いた後結構ネタバレがあるような気もしたので、それが嫌いな方はご遠慮いただければ幸いです。

■自称作家だが昔新人賞を獲っただけで、今やっている探偵の仕事は「取材」とうそぶいている良多(阿部寛)。別れた妻・響子(真木よう子)と息子の真悟(吉澤太陽)への養育費にもこと欠く現状だが見栄だけは一人前。留守中の母・淑子(樹木希林)の実家に入り金目のものを漁ったり、姉・千夏(小林聡美)に無心をしたり、挙句の果てに探偵業を悪用して恐喝して金を巻き上げるなど、クズ中のクズ。

■おそらく阿部寛の演技史上最低のクズ役だろう。ちなみに阿部寛が是枝監督作品で「良多」役をやるのは今回3回め。あと1回は福山雅治が『そして父になる』でやっている。是枝監督には「良多」という名前にさぞかしこだわりがあるのかとおもいきや、「語感がいいから」だってさ。

■話は良多をめぐる日常と、クライマックス(?)は台風の夜に淑子の団地に、響子や真悟とともに泊まらざるを得なくなるというところ。是枝監督の作品はストーリーにあまり抑揚がなく、だいたい会話劇と映像で展開するのが多い。原作モノの『海街diary』すらそうだったし。まあもともと原作漫画がそうだというのもあるのだけど。だから話が終わっても特には何も変わらない。良多と響子が復縁するわけでもなし。ちょっとネタバレすいません。

■劇中で、テレサ・テンの歌『別れの予感』が出てきたのはびっくり。わたくしテレサ・テンの歌で一番好きな曲で、昔はカラオケでも歌ってましたが、『海よりもまだ深く』のタイトルのネタがここだとは。

■あと、是枝監督は『海街diary』でも思ったけど、女優さんを輝かせる監督なのかなとも思った。真木よう子は最近の映画では一番キレイだし、樹木希林もチャーミング。大根仁監督同様スケベなのかもね。すいませんすいません。

■予想してた通り、是枝監督や主人公の良多(の年齢設定)と同世代のわたくしには非常にイタい映画でした。先に観た某先輩が仰っていた通り。わたくしは二択で言うと間違いなく「ダメ人間」の部類に入るので、観てて時々、というかかなり辛かった。でもわたくしと同世代でこの映画を観て、何らかの痛みを感じない人がいるとしたら、それは余程公明正大な人生を生きてこられた方かなと。

■20〜30代の人には実感してもらえないと思うのだけど、同世代の人は必見。どこがイタいかは映画でご確認ください。ただ、わたくし改めオレはもう1回観る勇気があるかと問われると微妙ですが。

■おまけ。『別れの予感』のリンク貼っときます。



nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(2) 
共通テーマ:映画

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 2

メッセージを送る