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キャロル [映画]

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■2016/2/11鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年12本目の洋画9本目。

■この映画は、主演のケイト・ブランシェットと助演のルーニー・マーラがともにアカデミー主演・助演女優賞にノミネートされているので観ておこう、というスケベ心もまああったが、それより何より、予告編で観たルーニー・マーラの表情の可憐さにやられたのが観た一番の動機。

■とは言っても、オレがルーニー・マーラを映画で観たのは、4年前の『ドラゴン・タトゥーの女』とあまり印象に残ってない『ソーシャル・ネットワーク』だけ。ルーニーが演じたリズベットは、端正な顔立ちは伺えるが、タトゥーが入ってて顔面バリバリピアスというトリッキーなルックスからは「可憐」は対極にあったので興味がわいた。しかも、『ドラゴン・タトゥー』をご覧になった方はお分かりのように、リズベットにとっては少々切ない結末だったこともあるし。

■1952年、冬のニューヨーク。デパガ(死語だな)、ではなくておもちゃ売り場の店員テレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘へのクリスマスプレゼントを買いに来たキャロル(ケイト・ブランシェット)と出会う。キャロルが手袋を忘れたのに気づいたテレーズはそれを郵送し、お礼の電話をかけてきたキャロルに誘われランチを共にする。

■キャロルは、以前友人アビーと恋愛関係になったこともあり、夫・ハージとの関係は冷めていて別居している。プライドの高いハージは同性愛に走る妻が許せないが、体裁のため家に戻ることを望んでいる。テレーズはカメラマンになりたいという夢を持っているが、恋人・リチャードの強引な求婚にうんざりしている。そしてキャロルとテレーズはお互いに好意を持つようになるが、それを許せないハージは最愛の娘・リンディの親権を盾にとり争おうとする。

■この映画は『太陽がいっぱい』の原作小説を手がけたパトリシア・ハイスミスの小説が原作らしい。と言っても、50代のオレですら『太陽がいっぱい』はTVで見たことあるけどって程度なので、それが現代の観客層にどれだけ響くかは不明確。ただ当時は同性愛が犯罪だったというのは、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』を観た時にも驚いた。でもそのカセは現代ではピンとこないし、同性愛についてさほど興味のない人はこの映画にも興味を示さないかも知れない。

■でもオレはこの映画をすごく薦めたい。特別すごいストーリー展開があるわけではないが。今時珍しい16mmフィルムで撮影したそうだけど、それが当時の雰囲気を忠実に再現するかのような映像になっていてすごく美しい。時折画像が暗すぎると思ってしまうのは、オレが明るすぎるデジタル撮影画像に慣れすぎているせいかもね。ショパンの『別れの曲』をはじめとする劇伴も素晴らしい。

■それでも納得できない人は、ルーニー・マーラの可憐さを愛でるだけの目的でもいいから映画を観てください。まだ2月ですが、オレにはこの映画、今年の洋画ベスト5には入ります。

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