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セッション [映画]

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■2015/4/18鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年31本目の洋画17本目。デイミアン・チャゼル監督作。若手の監督らしいので初見。すごく惹かれる予告編と、今作で助演のJ・K・シモンズが今年のアカデミー賞最優秀助演男優賞を獲ったということで観てみた。それ以外の予備知識無しで臨んだので、勝手に「音楽版巨人の星」みたいな内容を想像していた。部分的には当たってたけど、全体の感想としてはずいぶん違う。

■原題は『Whiplash』。劇中で演奏される曲目のひとつなので、直訳では何のことだかわからないので妥当な邦題だと思う。

■アメリカの名門音楽院に入学したネイマン(マイルズ・テラー)は、一年生なのに伝説の鬼教師フレッチャー(J・K・シモンズ)になぜか見込まれ、彼の率いる学内随一のビッグ・ジャズ・バンドにドラマーとして参加することになる。しかしフレッチャーの指導は常軌を逸しているどころか、狂気すら伴った超スパルタな指導だった。

■これ以降はあらすじを書いてもあまり意味がない。『愛と青春の旅立ち』よろしく、鬼教官のシゴキに耐えて、ライバルとの競争に勝ちつつ、青年が一人前の男になるという物語ではまったくない。ネイマンもフレッチャーもアタマがおかしい。というか、ともに自己承認欲求が異常なまでに高く、他人に対する許容度が極端に低い。似た者同士なのだがこの二人の間で予定調和の結末はありえない。なので話はすごくスリリング。

■この映画が、一部の現役のミュージシャンには評判がよろしくないのもなんとなく分かる。イカれた奴じゃないと、チャーリー・パーカーのような頂点には到達できないというような表現と、ドラミングの表現に絞られてるので他のパートはどうでもいいのかと。

■でもすごくヒリヒリする映画で興奮した。褒め言葉という意味で「怪作」です。


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